なにわ筋線(2022年12月)の様子(中之島駅(仮称)編)

2022/12/23 2023/06/22

2031年春の開業に向けて工事が進められている「なにわ筋線」。

今回はその工事の様子を見てみようと、中之島駅(仮称)の周辺を撮影してきました。

まずは、なにわ筋線の概要です。

なにわ筋線の概要図。出典:大阪市ホームページ。

出典:大阪市ホームページ(https://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/cmsfiles/contents/0000411/411945/290919_naniwasujisen.pdf

なにわ筋線は、JR西日本、南海電鉄が、なんばエリアと梅田エリアを結ぶ新しい地下路線として建設が進められています。具体的には、南海電鉄は新今宮駅を出てすぐ分岐、JR西日本は大和路線のJR難波駅から先を、主に大阪府道41号(なにわ筋)の下を走り、来春開業の大阪駅地下ホームの区間へつながる路線です。整備はJR東西線と同じ関西高速鉄道。ちなみに、なにわ筋線の事業には、阪急電鉄も加わっていますが、同区間でどのような運行を計画しているのかは、いまのところ発表されていません。

というわけで、工事中の中之島駅の様子です。

まずは、工事の説明看板です。

なにわ筋線・中之島駅(仮称)の工事の様子(2022年12月現在)。工事の内容を示す看板。
なにわ筋線の上を通る道路は段階的に移設が行われており、現在は中央分離帯の木を撤去し、片側3車線の道路を片側2車線にして西側へ寄せるとともに、歩道も迂回路が用意されています。

玉江橋から南方向を望んだ様子です。車道が西側(右)へ寄せられています。

なにわ筋線・中之島駅(仮称)の工事の様子(2022年12月現在)。玉江橋から南方向を望む。

こちらは常安橋から北方向を向いた様子。西側に寄せられた車道に沿うように、歩道も迂回しています。

なにわ筋線・中之島駅(仮称)の工事の様子(2022年12月現在)。常安橋から北方向の望む

工事の内容は土留め工事・中間杭打設とのこと。

なにわ筋線・中之島駅(仮称)の工事の様子(2022年12月現在)。歩道の迂回措置がとられている。

今後は、このステップが終わると、上下車線は一度両脇に移されるそうです。

ちなみに、中之島駅(仮称)付近の車線を移設する同様の工事は、隣に設置予定の、西本町駅(仮称)でも行われています。

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