0xc00000fエラー:備忘録
先週はコンピュータのトラブルがあり、再セットアップなども含めて3日間も費やしました。また発生したときに備えて、対処方法を備忘録として残してみようと思います。ときどき、何かを思い出したいときに、ブログを参照することがあるのですが、ちょっと便利です。
先週発生したエラーは・・・
現象
コンピュータの起動時に「0xc00000f」というエラーが発生。対処結果
Windowsのインストールディスクを使って、ブートファイルを再構築。 以下にエラー発生の経緯などを掲載していますが、最終的な解決策は一番下のコマンドを試してみてください。経緯または詳細
まずはSSDにWindowsを再インストールしました。その後、問題なくWindowsを起動できたので使い続けていましたが、途中から再度エラーが発生。また、本体からデータディスク用として使用しているHDDのケーブルを抜いた状態で電源を投入すると、ブートファイルがないというメッセージが表示されました。これは、Windowsのインストールディスクを入れたままにしていたため、これまでは起動していたことが判明。ただちに、インストールディスクを使って、コンピュータのブートファイルを修復しました。作業順序は「コンピューターを修復する」→「スタートアップ修復」を選択。あとは、自動的に修復作業を行ってくれました。 ブートファイルが破損した場合はここまでで修復できると思うのですが、使用しているコンピュータは、SSDのバックアップをHDDに保管していることもあって、少し面倒なことになっていました。原因は、ブートファイルがHDDに保管されていること。「管理」画面からドライブの確認をすると、HDDがシステムドライブとして認識されていたのです。これのおかげで、Windows標準のバックアップ機能を使っていると、Windowsのバックアップはシステム認識のHDDに保管することができなくなっていました。Windowsを再度インストールすることも面倒だったので、ここではHDDをバックアップ&フォーマットする方法にしました。作業工程は以下のとおりです。 (1)HDDのデータを別のディスクにバックアップ。 (2)インストールディスクでWindowsのインストール作業に入る前まで進み、HDDのデータをフォーマット。今回の場合だとHDD上に勝手に「システムで予約済み」というものができているので、インストールディスクの最初の画面まで戻る。 (3)「コンピューターを修復する」を選択。ここでは一度、自動的に修復作業が行われるので、言われるがままに再起動。 (4)「コンピューターを修復する」→「スタートアップ修復」を選択。これで、「システムで予約済み」の領域にブートファイルが再構築されるので完成♪ ・・・と、ウキウキに操作を進めていると、ビックリ!にっくき奴が登場してしまいました。 作業方法なんて書いておいて、実は解決できていないという結果です。このあと、解決方法が知恵袋にあったので、そちらを参考にして無事に無事にブートファイルを再構築することができました。方法は、インストールディスクの最初の画面から「コンピューターを修復する」→「コマンド プロンプト」を選択。そして、次のコマンドを打ち込めば完了です。BOOTREC /FIXMBR
BOOTREC /FIXBOOT
BOOTREC /REBUILDBCD
今回は備忘録ということで、また同じことになってしまったことを考えて覚書として残してみたのですが、ダラダラとまとめていたらこんなに長文になってしまいました(汗)。…が、もしも「0xc00000f」のエラーで検索した方がここにたどり着き、解決のお役に立つことができたのであれば光栄です。
作業のまえにデータなどのバックアップをおすすめします。なお、このトラブルシューティングについて生じた機器の破損やデータの消失等のトラブルについては、一切の責任を負いかねます。
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