バックアップの復元で「0x80070057」や「0x80042412」のエラーに直面した話
Windows10の2004アップデートで不具合があったので、前のバージョンに戻そうとしたらエラーが発生。
半年前と症状が同じだったのですが、今回は丸一日かけて作業したうえに、いろんなエラーコードが出てきたので、それらをまとめてみたいと思います。
なお、これらのTIPSは備忘録&参考ですので、作業される際は自己責任において行ってください。
エラーコード「0x80070057」
「バックアップと復元 (Windows 7)」でバックアップしたデータを復元したときに発生するエラー。 時間をかけて復元した直後に出てくるのでタチが悪い。 解決方法はこちらの方の記事を参考にしました。「【0x80070057】エラー修復の例:リストア後にWindows 10が起動しない!」(「RevEss 常識を打ち破ろう!」様) http://fanblogs.jp/revess/archive/203/0Windowsのディスク イメージを使って、次の手順を踏んで動作を確認。 (1)「スタートアップ修復」を実行 (2)「コマンド プロンプト」で「chkdsk c: /f」のコードを実行する (3)一つ古いバックアップを復元する 各項目ごとWindowsが通常に起動できるかを確認。できなければ、次の項目に移動します。(3)でだめだったときは、(1)に戻ります。 (1)と(2)は順番どおりに行いましょう。 「0x80070057」のエラーが発生した直後に、いきなり(2)を試すと、復元されたボリュームがCドライブとして登録されていないので、ドライブが存在しないというエラーが発生しました。
エラーコード「0x80042412」
「イメージでシステムを回復」から、復元するシステムイメージを選択&開始直後に発生するエラー。 「システムディスクの回復に使用できるディスクが見つかりません。次の操作を試し~」という、謎の空白文字と長文で説明されるのですが、回復先のディスクをフォーマットすることで解決できました。 視覚的にフォーマットしたいときは、Windowsのディスク イメージを使って、Windowsのインストールを開始する直前にあるインストール先の指定の設定でディスクをフォーマットすることができます。このとき、回復先のディスクの中身が分割されているときは、それぞれを削除して一つに戻してあげてください。フォーマット作業はデータを消すため、回復"元"のディスクや他のデータディスクを誤って削除しないように注意してください。エラーコード「0x80042414」
システムディスクの回復に使用できるディスクが見つからないというエラー。 HDDやSSDのケーブルを差し替えたり、BIOSの起動順序を変更したときに発生するようです。 解決方法はこちらの方の記事を参考にしました。「システムディスクの回復に使用できるディスクが見つかりません (0x80042414)の原因」(「Thief's Guild Blog」様) http://koteitan.seesaa.net/article/452468559.htmlBIOSにある起動順序の設定で、システムの復元先のドライブを一番目にすることで解決できました。
Windowsのディスクイメージがない
私の場合、「Windows 8」のインストールディスクと一台のPCしかありません。 「Windows 8」のインストールディスクでは、「スタートアップの修復」ができないので、まずは「Windows 8」をインストールし、ここにあるブラウザから、マイクロソフトのサイトにある「Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) 」をダウンロード&インストール メディア (USB フラッシュ ドライブまたは DVD) を作成しました。複数台PCがある場合は、そのPCからディスクイメージを用意してください。Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
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